合唱団の誕生
1995年1月17日未明、それは突如として起こりました。忘れもしません、阪神淡路大震災が発生したのです。
2011年の3月に発生した東北地方太平洋沖大地震をはじめ以降発生した大きな地震とダブるのは私たちだけではありません。
当時我々一人々が神戸市民として、1日も早い復興を願って日々努力をしておりました。そんな阪神淡路大震災後の復興を受けて、「何とか元気を出していかないと」と、また、「垂水でいい混声合唱団を作りたい」との思いでハルモニア室内合唱団は産声を上げました。
最初に指導してくださったのは、垂水区在住の声楽家、岡田征四郎先生でした。その時、ハーモニーを楽しむ人々の集まりという意味を込めて“ハルモニア室内合唱団”と命名されました。そのあとを引き継いでくださったのが現在の常任指揮者の清水光彦先生です。“合唱団の顔”で紹介させていただいています通り、清水先生も声楽家であられて、関西二期会の事務局長を退任されて以降もお忙しい中、ご指導いただいています。
そんなこんなでいろいろな今後の活動についても話し合いを重ねてようやく1997年に,合唱団としての明確な体制が決まりました。また,メンバーも増えてようやくこの年に第1回の定期演奏会を開催することができました。
現在のハルモニアの魅力は一言でいうと、歌う楽しみに対する、あるいは接するといったほうが良いのでしょうか、多くの合唱経験をされている団員も、日々目からウロコ、のように新しいことを学べることです。ただ先生の思い浮かべる合唱にはほど遠くて申し訳なく思っていますが、我々はそんな感覚で日々変わっています(沈むこともありますが(-_-;)。まだまだこれからも変わり続けると思います(\(^_^)/)。